コンサルティングファームの面接で響く自己PRのコツ

本コラムでは、コンサルファームの面接自己PRをする際の注意点について、ご説明します。

2つの前提事項

前職の実体験と紐づいていること

自己PRとは、文字通り、自分がどのような人間かアピールすることです。誰でも大なり小なり長所と短所があると思いますが、面接においてアピールするものとしては、2つの前提事項を踏まえておく必要があります。

1つ目は、アピールする強みがそれまでの職歴において活かされていなければならないということです。これは、コンサルティングファームに限りませんが、「私の強みは~~です」と言われてもそれだけだと具体的なイメージがつきづらいですし、また、その強みを実業務にどのように活かしてきたのかを知ることで、今後の業務との親和性なども把握することができます。2社以上を経験されている方は、複数の会社において活きたという体験を話せるとよりよいでしょう。

自身の考えるコンサルタント像に紐づいていること

2つ目は自身の考えるコンサルタント像に紐づいていることです。これもコンサルティングファームに限りませんが、面接官からすれば、求職者の強みが、入社後も活かされるのかという点を考えていますので、強みを転職後の業務にどのように活かすことができると考えているのか、まずは求職者自身の意見を把握してもらう必要があるためです。また、自身の業務理解度を伝えることで、きちんと企業研究をしているという印象を持たせることもできます。

コンサル経験者は経験から得たスキル・業界知識等をPRすべし

コンサル経験者(あるいは事業会社の企画部門や戦略部門にいた方)はご自身の経歴に基づいた自己PRをしやすいかと思います。それは、前職までで得たスキルや業界知識など、経歴を具体的に話すことがほとんどそのまま自己PRにつながるからです。「○○業界において~年で~件の新規事業を創出してきたので、○○業界における構造的課題やアライアンスを進める際の注意点を体得しています。」といったことや、「約~社の組織コンサルをしてきたので、各業界の特徴や組織コンサル特有の課題などを理解しています」というように、数字などの具体的な情報を出しながら、経験から得たスキルや業界知識等をアピールしましょう。さらに、守秘義務に反しない範囲で、より具体的な苦労も含めてきちんと説明できれば、かなり良いアピールになると思われます。

未経験からコンサルを志望するならアピールしたい3つの強み

粘り強さ

まずは粘り強く何かをやり遂げる力です。コンサルタントというのはそもそも課題が何なのか定義をすることすら難しい場面もあれば、課題解決策を実行していく中で思ったように進められない場面もあれば、考案した解決策を全て実行しても状況が打破できず、また新たに洗いなおさなければいけない場面もあり、難しい局面だらけです。そういった困難を突破しようとする中で、コンサルタントがクライアントより先に諦めていては一流とは言えません。そのため、困難に耐えながら、強い意志を持って粘り強く取り組んでいくことができるという能力はとても重要になるのです。前職において、難しい局面でも粘り強く取り組み、状況をよくした経験などあれば、それも含めて伝えましょう

周囲を巻き込む力

2つ目は周囲を巻き込む力です。コンサルタントというのは一人だけで仕事をするのではなく、クライアントともにプロジェクトを進めていかなければなりません。そして、プロジェクトを成功させるために、周囲の様々な人に対し、論理的に説き伏せたり、逆に、感情を出しながら前を向くようたきつけていったりするなど、適時・適切なコミュニケーションをとりながら、進めていかなければなりません。なお、前職でなかなか社外の人と接する機会がなかった方は、社内の人々を巻き込んで何かをやり遂げた経験でも構いませんどういう目的のために、どういった人を巻き込んで、何をしたのか、また、その際にどういった点に気を付けてコミュニケーションをとったのか、などは説明できるようにしましょう。

柔軟性

3つ目は柔軟性です。上記2つにも通じますが、難しい局面において、一つの方法に固執していても状況を打破することはできませんし、誰かと行動をしていくためには、時には自分の意見を押し通すのではなく、他者の意見を取り入れていかなければなりません。そういった、目的に応じて他者のアドバイスなどを聞き入れながら、その場で最も適切だと考えられるアプローチを考案・実行していった経験があれば、ぜひアピールしましょう。

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